焼酎アドバイザーの資格は焼酎の知識が豊富で販売で的確な提案ができることを認定する資格です。最近は健康的でおいしいと焼酎の人気が高まっているので、焼酎アドバイザーの資格は注目されています。では、どのように資格を取得したら良いのでしょうか。
焼酎アドバイザー資格取得方法と難易度、合格率について
まず、受験資格は当然のことながら20歳以上となっており、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会が主催する焼酎アドバイザー講座を受講する必要があります。この講座を受けた後に試験を受けて合格するなら焼酎アドバイザーとしての資格を取得することができます。
焼酎アドバイザーの資格を受験するための講座の費用は1日で受講できるものが40000円となっており、通学しながら受けるコースが45000円です。そして、家に居ながらにして学べるものも45000円です。在宅コースを選ぶなら添削問題を3回提出するだけで無試験で資格を取得することができます。
講座で学べる内容というのは、焼酎をサービスしながらおもてなしをするために身につけておきたい7つの能力や発酵や食品の保存管理について学んでいくことができます。さらには、世界各国の食文化や接客サービスについてまで学んでいくことができます。
資格試験の内容は、4つの試験に分かれており、1次試験では、酒類と飲食全般についての基礎知識について出題されます。2次試験は焼酎についての基礎知識と、季節ごとにどんな焼酎をお客様に対して提案していくことができるのかが問われます。
1次試験も2次試験も筆記試験となっています。3次試験はテイスティングによる審査となっており、2種類の焼酎をテイスティングして違いを見極める能力が問われます。そして、新鮮な焼酎と味が劣化した焼酎の鑑定問題も行われます。このテイスティングの問題は1時間の制限時間の中で行われます。
最後の4次試験は筆記になり、サービス全般に関して出題されていきます。
焼酎アドバイザーの資格試験の難易度は、在宅コースを選ぶなら無試験で合格できることを考えると高くはありませんが、実際の試験ではテイスティングが入ってくるので、きちんと準備をしていないと受からないレベルの難易度です。合格率は例年70パーセント前後となっています。
焼酎が大好きなだけではなく、旅行関係の仕事をしていたり、飲食業に携っている人が多く取得している焼酎アドバイザーの資格は、仕事をステップアップしていくためにはとても良い資格と言えるでしょう。
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