ワインエキスパートの問題、難易度、合格率について


誰でも受験することができるワインエキスパート資格はワイン好きにはとても魅力的な資格です。では、ワインエキスパート資格試験の問題の内容やその難易度はどのようなものでしょうか。

ワインエキスパートの問題、難易度、合格率まとめ

ワインエキスパート資格は日本ソムリエ協会が主催する資格で、どんな職業や経験を持っていても取得することができる門口の広い資格です。飲食店で働いている人しか受けることができないソムリエ資格試験と違ってワインエキスパート資格は成人以上であれば誰でも受けられるので人気があります。

試験の内容としては、筆記の1次試験と実技の2次試験と二つに分かれています。筆記試験の内容としては主に日本とヨーロッパにおけるワインの種類についての問題がおおかたを占めます。特にフランスとイタリアのワインについての出題が多い傾向が続いているので、この2カ国のものについては重点的に勉強しましょう。そして、一般常識的な問題として公衆衛生や食品保健についてもいくらか出題されます。

実技の2次試験については、テイスティングが主な試験になりますが、ヨーロッパのワインに加えてアメリカやオーストラリアのワインなどが含まれて出題されます。二次試験対策としては、難しいレアな品種を覚えるよりもシャルドネやカベルネ・ソーヴィニヨンなどの主な品種を覚えておくようにしましょう。

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ワインエキスパート資格の難易度はどれくらいなのかというと、1次試験が65パーセントから70パーセントと言われていますが、毎年大きく変動しています。2次試験に関しては大体60パーセント前後と言われています。しかし、毎年の試験の内容によって合格者が違うので、合格ラインを調整する年もあります。
最近の傾向としては筆記試験の問題数が増えたので、難易度が上がりましたが、その分出題傾向をきちんと踏まえれば獲得できる点数が増えたので、事前対策をしっかりとしている人には有利と言えるでしょう。
また、2次試験ではテイスティングしたワインの品種と生産国、そして収穫年を当てなくてはなりませんが大体出題されたワインの本数の半分位を当てられることが合格ラインのようです。ワインについての見た目や香り、そして味などをコメントする部分がありますが、この点はほぼ皆同じような回答になるためにあまり点数に差が出ないと言えるでしょう。
ワインエキスパート資格の試験では1次試験も2次試験もそこそこの難易度がありますので、スクールや通信講座によってきちんと準備をしていきましょう。


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