ワインコーディネーターの試験内容について


ワインが趣味で好きな人や、プロとしてレストランなどで働いている人が取得を目指すワインコーディネーターになるためには試験を受ける必要があります。では、ワインコーディネーターの試験とはどのようなものなのでしょうか。

ワインコーディネーターの試験内容

ワインコーディネーターの資格を取得するには、まず全日本ソムリエ連盟が主催する講座を修了する必要があります。その講座には3種類あり、一つは家で講座を受けて会場で試験を受ける在宅コースです。もう一つは2日間の集中講座を受けるコースで、最後のコースは通信コースです。

通信コースは3ヶ月間のもので、3回の添削問題を提出するなら無試験でワインコーディネーターとなることができます。在宅コースは指定のDVDやテキストを家で勉強して会場で試験を受けます。集中コースは講座を受けているその場で試験を受けますが、合格まで指導してもらえます。

43128b0464fcf9a3978ce4fb23676b81_s

気になる試験内容ですが、筆記試験では、もてなしの心や接客の基礎知識について出題されます。さらに、ブドウの品種や栽培条件による味の違い、また季節ごとのワインの特徴などが扱われたり、世界のワインに関する法規なども問われたりします。実技試験もあり、2種類のワインのテイスティングやワインの栓抜きやサービスの仕方などが審査されます

資格を身につけるメリット

ワインコーディネーターの資格を身につけるメリットとしては様々なワインに関する能力を身につけられると言うことです。
例えば、ワインの知識をただ接客の際にお客様に披露するのではなく、お客様が楽しみながら適度にワインに詳しくなれるような説明の仕方、そして接客力を身につけることができます。

さらに、ワインの特徴をきちんと理解して、お客様が思い描けるようにプレゼンテーションする能力やテイスティングの力を伸ばすことができるのも大きなメリットです。そして、正しく保存管理されているワインの味と、すでに劣化してしまったワインの味の見極め方を身につけることもできますし、ワインの栓抜きをTPOに合わせて行うノウハウも知ることができます。

フォーマルのときにはどうするのか、カジュアルなときにはどうしたらよいのかを知ることができますし、コルクスクリューやデキャンタなどの特殊な器具を正しく使う方法も学べます。
すでに飲食業で働いている人なら、POPの作り方やセールストークの仕方などを学習できることも魅力的なポイントでしょう。ワインコーディネーターの資格はこれからもワイン業界の中で注目される資格となっていくでしょう。


バーテンダーのおすすめ資格

バーテンダー・カクテルについて学び始めるには、手軽なweb講座がおすすめです。
formieのカクテルマイスターは初心者向けに網羅された内容をスマホで学習できるので、初めてカクテルを学ぶ方にはおすすめです。
→おすすめカクテルの資格はこちら

カクテル資格
バーテンダー資格TOP