芸能人なども取得して話題となっているテキーラソムリエの資格ですが、いったいどのような試験問題が扱われるのでしょうか。2011年1月から始まったテキーラソムリエの資格について詳しく調べてみましょう。
テキーラソムリエ試験問題と合格率
テキーラソムリエの資格を取得するには日本テキーラ協会の講座に申し込み、講座を修了する必要があります。そして、試験問題を解き、合格するならテキーラソムリエの資格を取得することができます。
テキーラソムリエの試験問題は、テキーラの歴史やどのように作られているかという製造方法、さらに世界の産地などについて出題されていきます。試験問題は筆記とテイスティングの2種類に分かれていますが、難易度が比較的高いのがテイスティングの試験です。複数の種類のテキーラから香りや味などの違いを見極めていく能力が試されますが、テイスティングの結果を記述していく方式なので、ワインのテイスティングのように上手にプレゼンテーションすることができなくても大丈夫です。
試験の合格率は公開されていませんが、ほぼすべての人が合格できるようになっています。講座を通して試験対策がきちんとなされていきますし、試験に合格できなくても追試があるので、最終的には資格をきちんと取得できます。
テキーラソムリエのための講座は4回に分かれていて、1回目はテイスティングノートの書き方やテキーラの基本的な歴史について学んでいきます。
2回目の講座ではテキーラの製法について学習したり、原料をどのように育て収穫しているのか、さらには熟成するためにどのような樽が使われているのかを学んだりします。
そして、3回目の講座ではテキーラの原産地や原料などについて詳しい知識を習得していき、それぞれの産地で味や香りがどのように違うのかを学びます。世界的に有名な蒸留所について教えてもらったり、テキーラ好きなら押さえておきたいブランドについてもしっかり教えてもらったりできます。
最後の講座では、テキーラの楽しみ方を学べます。グラス・チェイサーについて学習したり、テキーラの飲み方が時代と共にどのように変化してきたのかを知ったりもできます。また、テキーラを使ったカクテルの作り方について学べるのも引きつけられるポイントです。
講座の費用は43200円となっており、この中には教材費や資格認定試験の費用も含まれています。
もし、テキーラが大好きな場合にはよりテキーラを楽しむためにもテキーラソムリエの資格を取得するのも良いでしょう。
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