プロフェッショナル・バーテンダーの資格はプロフェッショナル・バーテンダーズ機構が認定する資格となっており、より質の高いバーテンダーを育てていくことを目的として設けられている資格です。では、このプロフェッショナル・バーテンダーについていくつかのポイントを知っておきましょう。
プロフェッショナル・バーテンダー資格について
カクテルの酒文化というものは日本の中でも長い歴史を持っており、人々の生活を楽しませるために大きく貢献してきました。プロフェッショナル・バーテンダーの資格はカクテルの文化をさらに進め、より質の高い創作カクテルを高い技術で作っていくために設けられていて、毎年大勢の人が受験しています。
プロフェッショナル・バーテンダーの資格の良いところは受験資格が非常に広く、プロでなくても、またプロフェッショナル・バーテンダーズ機構のメンバーでなくても受験することができるということです。それで、これからバーテンダーを目指していきたいという人が最初に受けることをおすすめできる資格となっています。
そして、プロフェッショナル・バーテンダーの資格を取得するとプロフェッショナル・バーテンダーズ機構が主催している全国のバーテンダーの大会である、バーテンダーズコンペティションMVBカップにも出場することができます。
資格試験の内容
では、プロフェッショナル・バーテンダーの資格試験はどのような内容なのでしょうか。
この試験は秋頃に開催されており、知識試験と技術試験の二つが行われます。バーテンダーとして求められる一般常識的な問題やカクテルの調合に関する知識が求められる試験内容となっています。基本的には、お酒に関する問題が多く、全体の8割を占めるとも言われています。
技術試験で覚えておきたいのはスタンダードカクテルを4分以内に作らなければならないことです。しかも、そのカクテルはシェイクとステアの技術でそれぞれ一つずつ作る必要がありますので、事前に手際よく作れるよう準備をしておく必要があるでしょう。
しかし、審査員の方たちは、このカクテルを作るときにメジャーカップを使うかどうかなどの細かな部分は評価せずに、主に調合が正確かどうか、また味がおいしいかどうかなどの部分を審査します。
普段の生活の中でカクテルを作ることに興味があったり、これからバーテンダーとして働いていきたいと考えていたりする人は、比較的受験しやすいプロフェッショナル・バーテンダーの資格にトライしてみるのも良いでしょう。
バーテンダーのおすすめ資格
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