日本酒検定の問題内容と合格率


日本酒検定は日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会が認定している資格で、日本酒の魅力について一人でも多くの人が知ることができるように設けられたものです。では、日本酒検定の問題内容や受験資格などについて調べてみましょう。

日本酒検定の問題内容と合格率について

日本酒検定は3級から始まり、次に2級、そして準1級、最後に1級という4段階になっています。3級より上の級を受けるにはその前の級に合格していなければなりませんが、日本酒学講師や酒匠認定者は準1級から受験することができます。またきき酒師の資格を持っているなら2級から受けることができます。

最初の3級というのは日本酒の基礎知識や歴史についての知識だけではなく、日本酒の特徴や魅力をプレゼンテーションする能力があることを認定するものです。そして2級は、日本酒の新しい楽しみ方を提案する創造性があること、準1級からは次の世代に日本酒の文化を残していく能力があることを認定するものとなっています。

そのため、日本酒検定の問題内容は地域の日本酒文化や微生物の活動なども含めた日本酒の造り方について出題されます。また、未成年が飲酒をしないために何ができるかなどのモラルやマナーについても扱われていきます。

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日本酒検定の合格率は非公開となっていますが、3級より上の級の問題内容はかなり専門的になりますので難易度は高いと言えるでしょう。ただ、試験の中にテイスティングの問題がないので、事前の勉強だけである程度対応することができます。特に日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会が出版しているテキストなどを参考にしながら試験勉強をしていくなら、合格率を高めることができるでしょう。

また日本酒検定のメリットはなんと言っても日本酒についての楽しみ方や雑学についてじっくりと学べると言うことです。趣味の延長として検定を受ける方も多く、検定料が比較的割安なのも人気のポイントです。日本酒検定の受験料は3級が3650円で2級が4200円となっています。そして、準1級は4700円で1級は5250円です。

日本酒検定の資格試験に向けて勉強を進めていくと、日本酒を一番おいしく飲むための温度や器について知ることができますし、相性の良い料理についても学ぶことができます。そして、各日本酒のラベルの読み方や醸造元などについても詳しくなることができますので、今まで以上に日本酒を楽しんでいきたいと感じている方にはおすすめの資格です。


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