HBAバーテンダー資格の概要
バーテンダーはオリジナルのカクテルを作ってすてきな時間を演出してくれますが、プロのバーテンダーになるためには資格が必要です。では、その資格である、HBAバーテンダー資格について少し調べてみましょう。
HBAバーテンダー資格について
HBAバーテンダー資格はただ単にカクテルを作ったりお酒を提供したりするだけでなく、お客様を満足させるサービスができたり、アルコールについての正しい知識を持っていたりすることを証明する資格です。さらに、非常に多くの種類があるカクテルレシピについての知識を持っていることを持っていることも示します。
HBAバーテンダー資格は日本ホテルバーメンズ協会が認定している資格となっており、資格には3種類あります。それは、バーテンダーとシニアバーテンダー、そしてマスターバーテンダーです。今までの実務経験に応じてこの三つの資格の中から受験することができます。日本ホテルバーメンズ協会によるHBAバーテンダー資格のための試験は毎年3月に1回だけ行われています。
では、HBAバーテンダー資格を取得するための試験についてみてみましょう。まず、受験資格はそれぞれの資格でHBAの会員でなければなりません。そして、3種類の内の最初の資格であるHBAバーテンダーの試験を受けるにはすでにHBAビバレッジアドバイザーの資格を持っている必要があります。
さらに、バーテンダーとしての実務経験が2年以上あり、現在もバーで働いていなければなりません。試験の内容は筆記試験とカクテルを審査員の前で作る実技試験があります。
一つ上の資格であるHBAシニアバーテンダーは受験資格が厳しくなっており10年以上の実務経験と28歳以上でなければなりません。資格試験は筆記試験となっており、受験料は25000円です。
そして、最上級のHBAマスターバーテンダーは支部長の推薦を受けていなければならず、すでにHBAシニアバーテンダーの資格を持っている必要があります。年齢は40歳以上でバーテンダーとしての高い技術と深い知識が求められます。試験の内容は筆記試験と論文の提出、さらには面接試験があります。通常は1月に筆記試験が行われ、3月に論文による審査と面接試験が行われます。
これらの資格はきちんと準備をして資格試験に臨まなければ受からないものですので、事前にHBAによる準備講座などを受講することもできるでしょう。バーテンダーは常に最新のトレンドを踏まえつつも基本のレシピを押さえてサービスをしていかなくてはいけないので、資格取得の機会に、より技術を高めていくことができるでしょう。
バーテンダーのおすすめ資格
formieのカクテルマイスターは初心者向けに網羅された内容をスマホで学習できるので、初めてカクテルを学ぶ方にはおすすめです。
→おすすめカクテルの資格はこちら
